「黒スキニーはダサい。」
巷ではそんな話をよく耳にします。
そう言われてみると、うん。
まあ、そんな気もしないでもない。
僕は普通に履いていますけどね。笑
とはいえ意識的にしろ、無意識的にしろ。
流行を気にしない僕でも昔ほど黒スキニーを履かなくなったのは事実です。
なぜだろう。
今回はその辺について考えてみました。
思考停止の黒スキニーはダサい。
MBさんやげんじさんなど、多くのファッションインフルエンサーが猛プッシュしてきた黒スキニー。
その謳い文句の多くが「どんなトップスにも相性が良い!」というものだったと思います。
ファッション初心者にとって、それはとにかく分かりやすい。
洋服に苦手意識の強い日本人がファッションに興味を持つ良いきっかけになったと僕も思っています。
しかし本当にファッションが好きな人であれば、この「思考停止の黒スキニー」はそろそろ卒業するべきだと思うのです。
僕もしばらく黒スキニーばかり履いていた。
こんな事を偉そうに語っておりますが僕ほど黒スキニーを履きまくっていた人間もそういないでしょう。
自称洋服好きを謳う僕ですが「思考停止の黒スキニー」から離脱出来たのは随分遅かったように思います。
それまではどんなトップス、どんな靴にも黒スキニーを合わせていました。
離脱出来たのはは仲良くしてくれているショップ店員にマークポイントのワイドパンツをゴリ押しされたのがきっかけでした。笑
本当に価値観が変わりましたね。
あのショップ店員には今でも感謝しております。
黒スキニーは万能が故に思考を鈍らせる。
確かに黒スキニーはどんなトップスにと合わせてもそれなりに良く見せる事が出来ます。
しかしそれ故に洋服の着こなしに対する思考を鈍らせてしまう。
「なんとなく黒スキニーと合わせたらそれっぽく纏まった。」
ダメなのはこれなんです。
「もっと良い着こなしあったんじゃない?」
「そのトップス、その靴、本当に黒スキニーと合ってる?」
これを考えてあげるべきなんだと思います。
黒スキニーはどうやっても60点にしかならない?
適当に合わせても60点を叩き出せる黒スキニー。
しかし巷ではどうやっても60点にしかならないアイテムとも囁かれています。
ちなみに僕はそんなことはないと考えます。
細かなディテールに左右されるので具体的な着こなしまでは言及しませんが(出来ませんが笑)工夫次第でもっと上を狙えるアイテムだと僕は思います。
(ファッションは点数では測れないと思いますが、それは置いといて。)
確かに黒スキニーは万能です。
でも他のパンツと同様、トップスや靴とのバランスも考えてあげるべきなんです。
万能だからって適当に合わせていい訳ではありません。
良さを引き出す努力をしてあげるべきなんです。
つまり黒スキニーがダサいのではなく世の男性の黒スキニーの履き方がダサいのだと僕は思います。
僕は黒スキニー大好きですよ。
誰が黒スキニーはダサいと言おうが僕は黒スキニーが大好きです。
ビタビタのレザーライダースに黒スキニー、そしてブーツなんてめちゃむちゃカッコいいじゃないですか。
(お洒落ではないかも知れませんが。)
「思考停止の黒スキニー」はカッコよくありませんが、あえて拘って黒スキニーを選ぶのであればむしろかっこいいと僕は思います。
あまりに浸透しすぎてしまった。
とはいえ冒頭で述べたように近頃あまりはかなくなったのは事実です。
なぜだろうと考えてみました。
それはあまりにたくさんの人が黒スキニーを履くようになったからかも知れません。
マス層に浸透してしまうと差別化が難しくなります。
黒スキニーと他のパンツとの2択で迷った時にやはり違うパンツを選択してしまう。
これが近頃あまりはかなくなった原因かも知れません。
流行とは厄介なものですね。
まとめ
カッコいいかカッコよくないかは結局そのアイテムをどうして選んだか。
その思考次第だと僕は思います。
何かこだわりを持って黒スキニーを選ぶのであれば自信を持って履くべきです。
しかし何に合わせても安心という「思考停止の黒スキニー」はそろそろ卒業するべきでしょう。
(あなたが本当に洋服好きならば。)
ファッションはどのような過程でその服を選んだのかが重要だと僕は思います。
自分の頭でしっかり考え、信念を持って選ぶのであればダサい服なんてないと僕は思います。
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